議員・議会活動

渡辺つよしの一般質問

平成30年12月議会

○1番(渡辺 毅君) 皆さん、こんにちは。1番議員の渡辺毅でございます。 傍聴席にお越しの市民の皆様、本日は寒い中、議会に傍聴に来てくださり、ありがとうございます。インターネットをごらんの皆様、よろしくお願いします。 本日の一般質問では、前半は朝倉地域の経済状況について、議論を進めてまいります。 9月の議会でも述べましたが、朝倉市では、過去10年間で人口が10%近く減少しています。人口が増加する状況下では、地域の振興のためには大型企業の誘致が極めて有効であ ります。なぜならば、その核となる企業が支払う高い賃金や社会保障、そのようなもろも ろによって、そのような部分に引き寄せられまして、増加する人口が集まるからでござい ます。 しかし、人口減少の局面では、以前ほどの効果は期待できません。なぜでしょうか。もともと労働力が限られているため、誘致された企業が支払う高い賃金に新しい労働力が引き寄せられたとしても、周辺の中小・零細企業では人不足に拍車がかかり、さらに人集めが困難になります。 現に、市内の中小・零細企業の多くは慢性的な人不足に苦しんでおり、よく聞くのが、 特にここ1年は全く人が来ない、来てもすぐやめてしまうという声でございます。 そこで、苦肉の策として、企業や一部の農家では、外国人の技能実習生を採用しております。彼らは非常に勤勉であり、もらった給与の多くを祖国に送金しております。多い人では、1月に10万円以上に上るということでございます。 ここで重要なのは、労働者が朝倉市民や近隣の市町村の住民であれば、支払われた給与の多くはこの地域で消費されるということです。しかし、労働者が技能実習生であるならば、支払われた給与の多くは海外に送金され、この地域の経済として循環されません。ですから、人口減少の局面では、企業誘致をしてもふえるのは技能実習生であり、支払われた給与の多くはこの地域に残らないということでございます。 一方で、何らかのてこ入れの結果、現在ある企業、農家の収益が上がり、それに伴って従業員に支払われる給与も上がればどうなるでしょうか。次世代の若者が遠方に出てゆかずに、この地域に残って働けるようになり、支払われた賃金の多くはこの地域で循環されることになります。さらに、少子化の問題の改善も期待されます。 詳しく述べますと、こういうことでございます。現在の朝倉市の中小企業の多くは、基本給15万円から18万円を従業員に支払うというのが多数のようでございます。そこに22万円払える企業が来たとしたならば、中小で働く従業員が不満を持っている従業員ならば、ならやめたということで、新しい22万円のところに中途採用、あるいは新規の採用で行ってしまうということが予測されます。 現に、最近、この場で詳しくは述べられませんが、ある企業では30名、大量に1年間で退職したというケースがございました。 もし、仮にてこ入れの結果、中小企業に利益が残り、あるいは農家に利益が残る、そのような仕組みができたならば、その利益が従業員の給与、あるいは農家の所得に落ちていきまして、22万円払えるようになったならば、雇用創出の効果が大型企業の誘致と同様に 期待できるということでございます。 誤解を恐れずに申し上げてまいりましたが、決して技能実習生や企業誘致を否定しているわけではありません。市がてこ入れするのであれば、現在ある企業や農家の利益を上げ るような政策を打ち出したほうが、実りが大きいのではないかということでございます。 そこで、現在ある企業や農家の生産物の販売を後押しし、観光や情報発信などに対応した総合サイトの創設を提案いたします。 この地域の生産物がより多くの利幅を取る形で、ですから薄利多売ではなく、利幅をしっかり取るということでございます。販路が拡大されるならば、生産者の所得アップにつながるからであり、また観光客の力をかりて、この地域の経済を回すことができるのではないかと考えるからでございます。 これは、かねてから私の中にあった腹案であり、本来ならもっと時間をかけて調査、研究、準備を行うはずでありましたが、来年の4月以降、この場に戻ってこれないかもしれないという思いから、今回の質問事項に上げさせていただきました。このプランが、朝倉地域の景気浮揚の切り札になると確信しております。 続きの質問は、質問席からさせていただきます。 (1番渡辺 毅君降壇)

 ○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) 朝倉には、現在、バサロ、三連水車の里、観光協会、それから商工会議所などのさまざまなサイトがございます。これらの情報を1つに集約し、先ほど申 し上げましたように、情報発信、物販、観光案内などに対応した総合サイトを創設してはどうかと考えております。 本題に入る前に、朝倉市では、情報発信、物販、観光に対し、今までどのような取り組みを行ってきたか、そしてこれからどのような取り組みを行う計画なのか、お尋ねいたします。 

○議長(中島秀樹君) 農林商工部長。

 ○農林商工部長(岩切範宏君) 商工観光課としては、これまでも細やかな情報発信に努めております。市のホームページの閲覧件数も、過去最高となった昨年度でございますけども、約33万件を超えております。本年度は、それを超えるペースで、着実に増加しております。朝倉産品の消費拡大につきましては、伝統的な特産物として、葛、川茸などをPRすることはありますけども、個々の商品、あるいは事業所等に対し支援するといった事業は行っておりません。 市が取り組んでいるものは、朝倉産品全体のイメージを上げていくためのブランディング事業でありまして、平成28年度以降はフルーツに特化して、朝倉果実の──済いません。 発言で、葛と川茸がスイゼンジノリの誤りでございます。済いません。 朝倉果実のロゴを使いまして、百貨店とか福岡市役所横の九州広場というところがございますけども、そこで出店・販売を通じまして、朝倉のイメージアップに努めていくと。 ロゴといいますのが、フルーツをイメージしたロゴでございまして、それを各販売のそういった活動に対しましてPRして、朝倉市のイメージアップを、ロゴを見たら朝倉市のものと、そこで安心・安全を地道でありますけどもPRして、朝倉のファンをふやすという ことで、ロゴを使って、各販売会においてそういったロゴを提示しております。以上でご ざいます。

 ○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) これまでの取り組みはお聞きしましたが、これからの計画などについて、どのような取り組みを行う予定なのか、お尋ねいたします。

 ○議長(中島秀樹君) 農林商工部長。

 ○農林商工部長(岩切範宏君) ただいまも申し上げましたけども、朝倉の商品をファン層に広げるために、いろんなところで各販売会等を実施しております。 それと、ブランディング事業の協議会がございまして、それはJAとか関係機関のメンバーで配置されておりますけども、年次計画を立てまして、以上のようなイメージアップをとりまして、情報発信、朝倉の特産を売り出していくということでございます。以上です。

 ○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) わかりました。 改めて、情報発信、物販、観光案内などに対応した総合サイト、観光と物販に特化したサイトの創設を提案いたします。民間でやる場合は、ノウハウの収集や費用の負担も大きくなりますので、例えば第三セクター方式のような形でできないかと考えております。 現時点では、このサイトに3つの機能を持たせたいと考えております。 まず第1に、ショッピングカートの機能でございます。 ネットショッピングなどの物販ができる機能を持たせます。朝倉には、柿や梨などのすぐれた農産物があります。また、特色ある加工食品や工業製品、これも全国ブランドのものが幾つもございます。これらの生産物を集約して、販売する仕組みをつくります。 次に、2番目、ふるさと納税に対応させるということでございます。 平成29年度は5億9,000万円、そして平成28年度は約4億円の実績があると聞いております。余談ですが、一昨日、天神の一画で、ふるさと納税の拡大販売、拡大販売という言葉が適切ではないかもしれませんが、PRのために、担当の朝倉市の職員が何名か、休日返上で寒い中、頑張っている姿をたまたま目の当たりにいたしました。御苦労さまでございました。この5億9,000万円、4億円の実績の背後には、担当職員の地道な努力があっ たのだと、初めて知りました。 話がそれましたが、このサイトにふるさと納税の機能を持たせまして、開始後3年後を めどに、30%の納税額をここから捻出できるのではないかと想定しております。今、委託している業者への手数料が9%と12%と聞いておりますので、その手数料減で、このサイトの運営費を賄えるのではないかと考えております。 そして、3番目の機能といたしまして、デジタルのスタンプラリーの機能を持たせたいと考えております。 先日、山口県に委員会で視察に行ってまいりました。そのときに見かけたのでありますが、中国5県とJAFが企画している事例があります。ネットに連動させたホームページ 型、もしくはアプリケーション型のデジタルスタンプラリーとするということです。 スタンプがたまれば特典を付与するとしたならば、観光で訪れるリピーターもふえ、サイトに訪れる方もふえるのではないか、物販と観光で相乗効果が生まれるのではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。

 ○議長(中島秀樹君) 総務部長。

 ○総務部長(鶴田 浩君) 今、カート機能、ふるさと納税等のことを議員がおっしゃい ました。今、御紹介いただきました機能、システムにつきましては、その全てが実用化されて運用されているというものでございます。 しかしながら、その実現をということになりますと、費用や効果などの検証が必要かと考えます。時間をかけて行う必要があるのではなかろうかと思っておりますので、すぐに判断するということにつきましては難しい状況でございます。

 ○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) 全てが実用化されているとおっしゃいましたが、このサイトに行きさえすれば、朝倉の農産物から加工品、工業製品まで手に入るという、100%朝倉というようなサイトは現在ございません。 この案の大事なところは、束になって発信するということでございます。朝倉の地域にも、全国ブランドの企業が幾つもあります。その企業が単独でホームページをつくって発信しても効果は限られますけれども、そのような企業が幾つか連携して発信すれば集客が増す、そのようなことが期待できるわけでございます。生産者が10、100と集まって発信することによって、相乗効果が生まれるのではないでしょうか。 また、すぐに判断するということは困難ということですが、どのような点が難しいのでしょうか。可能な限りで構いませんので、教えてください。 

○議長(中島秀樹君) 総合政策課長。

 ○総合政策課長(則松秀樹君) 部長が申されましたように、システムやアプリが既に存在する以上、提案された内容は実現できるものでございます。例えば、冒頭に言われました統合サイトは、おおよそ15年ぐらい前にポータルサイト、これは自治体内の全てのホー ムページが集約されたものとして運用されていた事例がございます。 当然ながら、行政、民間にかかわらず、自治体内の全てのホームページが集約されておりますので、情報量が非常に膨大となりまして、メンテナンスでありますとか情報の更新 管理、これが煩雑化しました。よって、下火になっていた状態に、現在あるようでござい ます。 ただし、観光や物販のみに特化した場合にどうかと問われますと、これも効果の検証が必要かと考えるところでございます。 また、3つの機能、まずカート機能でございますが、ネットショッピングにつきましては、さまざまな通販サイトで運用されているものでございますので、提案のあった3つのうちで一番ハードルが低く、実現しやすいものであるかとは思います。 ただし、ネットショップであれば、カード決済、代金引きかえ、これはe─コレクトを含みます。納品後の振り込みという3つに対応できなければなりませんが、例えば生鮮品の場合に問題になるのが、納品後振り込みの商品だけを受け取って代金を振り込まないと いうケースが挙げられるかと考えます。送り返してもらっても、賞味期限があり、泣き寝入りになる場合もあるようです。 では、カード決済のみとするかというと、今度はカードを持たない人を排除するのかという問題も生じますので、そういったことを含めて、これも検証が必要かと。 2つ目、ふるさと納税でございますが、これは一番ハードルが高くて、効果も薄いかというふうに考えております。ふるさと納税のサイトユーザーから30%ぐらいの流入を見込んであるようでございますが、サイト運営事業者はさまざまな媒体でCMを流しまして、 品ぞろえも当然豊富で、たくさんの自治体のいろんなものを見ながら選べるという大きな利点がございます。 市外の朝倉市の応援に熱心な方、もしくは朝倉市以外にはふるさと納税をしていないという方であれば、当然誘導できるかもしれませんが、それは調査してみないとわかりませんし、調査できるかどうかというところも今の現段階ではわからないところでございます。 そのような方が全体の30%を占めるという予測も、ちょっと難しいかなと考えるところで ございます。 また、ふるさと納税事業者に支払っております手数料は、受け付けだけではなく、発送側との連携、確認作業など、多岐にわたるものが含まれております。そういった作業の受 け皿があるかなどを検証する必要がございますが、期待する効果が得られるのかというところについて、これも検証する必要がございます。最後のスタンプラリーでございますが、ハードルは当然これは一番低いですが、期待する効果が得られるのかというところがちょっと疑問に考えられるところです。携帯電話、 携帯端末に頻繁にアプリケーションをダウンロードして使うという習慣は、10代から30代までのものではないかと、40代以上は必要最小限、ないしはほとんどそういう習慣がないのではないかと見込んでおります。 アプリを開発、もしくは既存のアプリをカスタマイズしてホームページに組み込み、さらに個人情報と連動させて、セキュリティ対策を施しといった経費に効果が追いつくのかというところが非常に難しいかと考えます。 また、それらの機能を持った統合サイトを開設いたしまして、そこにどうやって人を呼び込むのかということもハードルの1つでございます。CMを流すことが一番効果的では ございますが、経費がかかります。そうでないならば、口コミが広がるのを待つか、自然 と見つけてもらうほかございません。 よいサイトであっても、人が訪れてくれなければ意味がございませんので、こういった ことも検証する必要があるかということでございます。以上です。

 ○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) 難しい部分も多々あるようですが、ハードルの低い部分も何点かはあったと思います。私が提案しておりますのは、物販や観光の振興のために、先行投資をやってはどうかということです。 先月、委員会で山口県の長門市に視察に行ってまいりました。そこで、湯本温泉という温泉地があり、てこ入れのために市長がトップセールスで星野リゾートと連携して、全国86位の集客を全国トップテンにまで浮上させようというプロジェクトが進行中でありまし た。 市長が腹をくくってやれば、大きく物事を動かせるのだと感じ、提案させていただきました。ぜひとも検討していただきたいですが、いかがでしょうか。

 ○議長(中島秀樹君) 総務部長。

 ○総務部長(鶴田 浩君) 先ほど課長が申しましたように、どこにどのようなハードルがあるのか、それから経費や効果はどうかなど、先ほど説明した以外にも検証すべき点が多々あるのではないかと思っております。そういうことを踏まえまして、さまざまな勉強をさせていただきたいと考えております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) 前向きに勉強してくださるようお願いいたします。

○1番(渡辺 毅君) 次の項目に参ります。 現在の朝倉市の財政状況は、非常に厳しいものとなっております。一昨年までは40億円 以上あった財政調整基金は、現在は約10億円となっております。この財政調整基金は、家計で例えれば何にでも使える、いわば預金のような貯金のようなものですが、これが10億円まで回復したのは、国からの70億円の特別交付税があったことによるという認識でありますが、大体大筋で合っていますでしょうか。

 ○議長(中島秀樹君) 総務部長。 

○総務部長(鶴田 浩君) おおむね合っております。

 ○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) この状況下では、住民サービスの質を落とさないようにしつつ、 削れるところは削っていくことが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 ○議長(中島秀樹君) 総務部長。 

○総務部長(鶴田 浩君) おっしゃるとおりだと思います。

○1番(渡辺 毅君) その対象として、市報のあり方を考えてみます。 現在、月2回、年間に24回発行している市報の発行経費は、印刷から配布まで合わせて幾らでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 現在の経費でございます。1年間の経費です。印刷代が約2,000万円、それから配達・こん包業務委託料が約220万円かかっております。 一方、収入もありまして、有料広告収入が約100万円あるということでございます。収 入を差し引きますと、約2,100万円ほどかかっているということになります。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 年間に約2,100万円の費用が投じられているという市報ですが、 全戸配布される重要な情報源でございます。しかしながら、意外と読まれていないという状況があります。 以前、私が自主文化事業の企画委員をやっていたときに、ある程度の市民の方が市報を読んでおられないと実感する出来事がありました。そのとき、私はあるコンサートの案内係をしていたのですが、通りがかった市民の方から「きょうは何があるんですか」と聞かれたんですが、誰々のコンサートですと答えますと、「ええ、知らんかった。何時から」 と聞かれまして、何時ですと答えると、「ええ、もう間に合わんやん」と残念がられまし た。 この方は、市報を読んで事前にコンサートの状況を知っていれば、間違いなく来られていたでしょう。自主文化事業の企画委員の方々は、多かれ少なかれ、このような体験をしておられます。このことから、広報担当の方が、これは残念なことなんですけれども、一生懸命つくった市報が実際には余り読まれていない現実があることがわかります。 そこで、お尋ねしますが、100%読まれているわけではない、ある一定数の方々が市報を読んでおられない事実があることを御存じでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 現在の市報について、市民の評価といたしまして、今年度も実施しました市民意識調査をしております。それによりますと、「毎号読んでいる」、 「時々読んでいる」と回答された方は、8割を超えておるという状況でございました。その8割の方ですが、「内容がわかりやすいと思う」、「どちらかといえばそう思う」と答えた方も、うち9割を超えておるということでございます。 細かな数字でいきますと、「広報あさくらを読んだことがありますか」、「毎号読んでいる」53.4%、「時々読んでいる」28%、「余り読んでいない」13.2%、「全く読んでいない」5.4%という資料でございます。 そういうふうに、8割以上というふうには認識しております。その8割がどうなのかと、 高いのか、それで満足すべきものなのかというところはあると思いますけれども、アンケート調査によると、そういう結果が出ておるという状況でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 先ほどの今のアンケートの結果でございますけれども、アンケー ト自体、それはサンプル2,000件なり、抽出したサンプルに対しての結果ということでしょうか、どのようなアンケートのとり方をしたんでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 人事秘書課長。

○人事秘書課長(郷原康志君) ただいま申しました、今年度行いました市民意識調査アンケートのやり方でございますけれども、対象といたしましては市民の方の中から3,000 人を無作為抽出をいたしまして、回答を得たものでございます。回答率につきましては、 正確な数字は持っておりませんけれども、約半分程度ぐらいの回答があったというふうに記憶しております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 無作為に抽出したアンケート方式は、郵送によってやりとりしたんでしょうか、お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 人事秘書課長。

○人事秘書課長(郷原康志君) 無作為抽出をいたしまして、その方に郵送いたしまして、 回答についても郵送で受けております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 先ほどお答えした評価の方、8割が前向きということでしたが、郵送した3,000通のうち返ってきたのが約半数と今お聞きしましたが、であるならば、 3,000人のうちの1,500人はアンケートにも答えなかったということでよろしいでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 人事秘書課長。

○人事秘書課長(郷原康志君) そのような結果になっております。以上です。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君)であるならば、私が懸念するところでありますが、市報が全てそうとは思いませんが、市が配布したものも半数の方には届いていない現状があると、今のやりとりを通して感じたんですが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) すいません、ちょっと舌足らずの部分がありまして、市の意思が届いていないということですね。市がアンケートをとりたいんだとして、3,000通送ったけれども、返ってきたのが約半数だったということは、市がアンケートをとりたかったという意思が市民の方に届かず、その結果は1,500通しか返ってこなかったと受けとめたんですが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 人事秘書課長。

○人事秘書課長(郷原康志君) 送付した数につきましては3,000通送っておりますので、 こちらにつきましては確実に対象者の方のお宅には届いているものと思っております。そ れを開封されて、アンケートですから、記入とか、そういったものをしていただいて、本来であれば返送していただくわけなんですけれども、それが確実にお宅には届いているん ですけれども、それを見られて返送はされなかったというような状況だと理解しております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君)であるとすれば、先ほど総務部長がおっしゃった、80%が楽しみにしているという数字自体が精度を欠く情報になってくるのではないかと思われますが、 いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 人事秘書課長。

○人事秘書課長(郷原康志君) 確かに、返答といいますか、回答いただいたものについては半数程度の割合でございます。その結果が、部長が申しましたのが、返ってきたもののうち約8割については、「市報をよく読んでいる」、「時々読んでいる」という回答でございました。 ですので、回答率が半分であれば、それの半分ということではございませんで、半数の方は回答がなされませんでしたけれども、そちらの回答されなかった方の中でも、読まれ る方、読まれない方という割合がございますので、そのあたりの割合というのは一定数いらっしゃるだろうと思っております。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君)この数値といいますのは、統計上の数値ということでございますので、一つ一つの案件がどうのこうのという部分まで分析はしておりません。半分ぐらいの回収率ですけれども、統計上とすれば、結果とすれば成立するといいますか、そういうものだと、有効であると考えております。統計数値だということでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) それでは、今の状況を整理してみますと、市が満足度アンケートを3,000名、サンプル無作為で送りました。それで、返ってきたのが約半分の1,500通、返送されて戻ってきた。返送されてきた半分のうちの約8割の方が、市報の購読を楽しみにしておられる状況であるというふうに認識いたしましたが、間違いないでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君)8割の数字は、「毎号読んでいる」、それから「時々読んでいる」という方が8割でございまして、8割の方々に聞いております。内容がどうであったかと聞いたところ、「わかりやすい」とか「どちらかというとわかりやすい」というふ うに答えた方が8割の中の9割という形になります。 ですから、満足ということの質問ではなくて、わかりやすかったかどうかということの質問をしたところでございます。そういったものでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 話をもとに戻しますと、市民へのサービスの質、情報の質を落とさずに経費を削減できるものとして、市報の発行回数の縮小を提案いたします。 先日、ある市民の方から、月2回の市報の発行を1回にしてほしいとの要望がございました。以前、市報の発行を月1回にすることで、約700万円を削減できると聞いたことが あります。それは事実でしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 700万円の数字でございますが、現在、月2回発行しており まして、月2回の分で15日号を廃止した場合は節減できるということでございます。ただ、 そうなりますと、15日号といいますと、12ページ分ぐらいの情報量があるんですけれども、 それを減らした場合ということになります。15日号分ですね。 そういった面から見ますと、12ページ分の情報量が減るということになります。減らした場合はその金額になりますので、市民の方々にさまざまな情報を届ける必要があるということから見ますと、情報量を減らすということが適当ではないと考えているところでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) そうしたら、確認でありますけれども、15日号と1日号がございます。それぞれを2ページずつ減らしたら、約192万円減らせるとお聞きしました。あるいは、片寄せする場合、1日号と15日号をばちっと情報量を減らさずに合わせる場合は、 38ページになるけれども、そのケースは100万円減らせるとお聞きしたんですけども、その辺はどうでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 今、議員おっしゃいましたデータ的なものについては、私たちもそういうふうに思っております。1日号と15日号を合併して、合わせて38ページにしますと、経費的には90万円程度の節減となると認識しております。把握しております。ただ、38ページといいますと、かなり量が多くなりますので、読みやすさとか探しやすさが難しくなるのではないかと思います。 それから、合わせますと、月2回の分を1回、例えば1日号に一遍に出すということに なりますので、発行期間が一月になるということで、早く周知したい情報があってもその対応ができなくなるとか、それから原稿の締め切りといった場合の内部的な問題も生じます。そういった節減にはなるが、弊害もあると思っているところでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) もし、仮に月1回にする場合ですけれども、緊急性の高い情報が発信する必要が出てきたならば、回覧板で回すように手配するとか、対応すればよいのではないかと思っております。 以前、私は1年間、市報の広報モニターをやっていた時期がありました。その期間は、 市民の立場で、隅から隅まで市報を読んでおりました。1日号はそこそこ楽しく読めたのですが、15日号はというと、つくっている方には大変申しわけないのですが、無機的な感じがして、楽しく読めておりませんでした。これは、恐らく平均的な市民の感覚ではないかと思っております。 行政の立場からすると、情報の質を落とすのは避けたいところだというのはわかります。であるなら、15日号の2ページを減らした上で片寄せすれば、約200万円削減できるので はないでしょうか。情報量を落とさずに経費を削減するなら、それでよいと思いますが、 いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 市報の効果といいますか、市の情報を市民の皆様方に伝えるということの方法が市報なんですけれども、市報につきましては、みずから情報を探さなくても定期的に市報が届くという、市から言いますとプッシュ型ということで、そういう利点といいますか、大きなメリットがあると思っております。特に、高齢者等、SNSとかITとか使われない方については、特に大きな効果があると思っております。 それから、必要な情報をタイムリーに届けるということも市報の大きな役割でございますので、そういったことから考えますと、現時点では現状のままの月2回の発行が適当と考えているところでございます。 ただ、市報に対します情報の質とか内容につきましてのさまざまな御意見については、 お聞きしていきたいと思っているところでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 私ごとですが、広報モニターの最後のミーティング、1年間、広報モニターをやったときに、最後に時間がある方は寄ってくださいということで、集まってミーティングがございました。そのときに、担当の職員の方から、近隣の町の広報紙を見せてもらいました。恐らく、たしか筑前町か大刀洗町だったと思うんですが、発行回数、その町では月1回でうまくいっているということでございました。 発行回数を月1回にするのはどう思うかと、ミーティングの場で尋ねられたんですが、 そのときは私は明確に2回がよいと申し上げました。どうしてかと申し上げますと、そのときまでは月1回にするなどということは夢にも思ったことがなかったのと、自主文化事業の動員が厳しいということを知っておりましたので、当時、市報の表面、裏面、そこを 使って自主文化事業のアナウンスができるようになっておりましたので、チャンスを逃したくないという思いから、2回でいいじゃんと申し上げました。はっきり申し上げたのは 私だけで、そこに参加していたほかの方はどちらでもよさそうな雰囲気であったと記憶しております。 それから、そのときから月日が流れまして、豪雨災害がありました。そして、またミー ティングのときから今までの間に、複数の市民の方から、市報は1回でいいじゃんということをよく言われるようになってまいりました。 改めて、お尋ねします。財政調整基金も10億円まで減り、特別交付税を当てにしなけれ ば、市の予算編成もままならない状況下です。市報の15日号を2ページ減らした上で1日号に片寄せして、情報の量を確保しつつ、200万円の経費を削減すればよいと思いますが、 いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 経費の削減といいますか、効率的な財政運営につきましては、 私ども身を引き締めて、それに取り組みたいと思っております。ただ、その方法はさまざまな分野での効率化というものでございまして、今回、議員がおっしゃってあるのは広報のページ数削減ではどうかということでございます。 ページ数につきましては、今、私どもが考えられる情報量を最大限伝えるということで、このページがなっているわけでございますけれども、2ページになるかどうかは別といたしまして、効率的な情報発信には努めたい。あわせまして、財政の動向、状況を見ながら、さまざまな分野での財政効率化に努めたいと思います。 今、2ページという数字がそのままひとり歩きするのではなくて、広報の分野でも経費節減の面があれば、そこにはしっかり考えていきたいと思っております。2ページという数字につきましては、それは今どうこう言うことはできませんけれども、 そういった考えでいきたいと思います。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) わかりました。

○1番(渡辺 毅君) 本日、最後のテーマである学童保育についてお尋ね いたします。 朝倉市の明るい未来のために、子育て世代、現役世代が安心して暮らしていける環境を 整備していくことが極めて重要であると考えております。私自身も、子どもが小学校に上がるころ、会社員として働き、妻もパートタイムの従業員として働いておりました。それまでは地元には学童保育はありませんでしたが、志を持った方々が立ち上がって、学童保育をつくってくださり、大変感謝している者の一人であります。 私の家庭では、地元の学童保育が開設された当初から、子どもを預けておりました。今では市内の11の小学校区の全てに学童保育があり、共働きの保護者にとっては大変働きやすい環境が整いました。御尽力してくださった方に、この場をかりてお礼申し上げます。 ありがとうございます。 最近、学童保育の制度が改正され、支援員、補助員を一定数入れなければならなくなりました。その人材の確保、特にある程度責任の生じる支援員の確保に苦労している実態があるようでございます。今は支援員を確保できていても、将来、確保できなくなれば、その学童保育自体、運営できないということになりかねません。 そこで、質問です。市では、支援員の確保に苦慮している実態が少なからずあることを御存じでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 支援員の確保に難しいところはあると思っておりますが、今のところ、実情として、相談に来られるようなケースはまだ今のところないようでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 市内を見渡せば、多くの中小企業、そして農業の現場で、慢性的な人不足となっておりまして、苦肉の策として、海外からの技能実習生を受け入れている ような現状がございますけれども、学童保育の支援員については、簡単に人がいないからといって技能実習生を入れるということはできないと思っております。やる気のある、質の高い人材を学童保育の現場で確保するには、やはり働きやすい環境を整備することが重要な要素であると考えております。 そこで、質問ですが、これは午前中、質問なさっていたのがかぶるかもしれませんけど も、学童保育の経営が各学童保育所に任されておりますが、資金面は保護者が支払う保育料と、国、県からの補助金が約半分ずつということでよろしいでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 学童保育所は、児童数によりまして、委託料といいますか、指定管理料といいますか、そういう額が国によって幾らから幾らというふうに決められております。学童保育所の保育料につきましては条例で定めておりまして、その範囲 内で徴収することとなっておりますので、半分半分というわけではございません。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 学童保育での働きやすい環境を整えるために、社会保険の整備を促したらどうかと思います。市内の学童保育所の過半数が、保護者会による運営です。決して、潤沢な資金があるわけではありません。社会保険導入のための資金を補助したり、あるいは事務手続のノウハウを持った方を各学童保育所に派遣するといった方法で、市から後押しできないかと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 支援員等が働きやすい環境を整備するということは必要だと思っておりますけれども、社会保険に加入するかどうかというのは、運営を各指定管理者に任せておりますので、支援員の雇用人数の条件が異なったり、また支援員によって勤務時間数や年間給与額等に関する希望が異なることから、社会保険の加入の対象かどうかを含めまして、学童保育所ごとに対応すべきだというふうに考えております。 もちろん、社会保険に入りますと、支援員の給与から保険料の徴収、納付、それから事業所の負担分の支払いなど、毎月の事務の経費負担も生じてまいります。学童保育所によ りまして、加入をもし検討する学童保育所には、市のほうから個別に対応していきたいというふうに考えております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) それでは、別の観点から考えます。 制度が変わりまして、民間企業が学童保育の運営に参入できるようになり、うきは市や 宗像市では民間企業による運営が行われております。もしも、民間企業の参入によって、きめの細かいケアが維持され、保護者の負担も軽減されるならば、朝倉市でも積極的に取 り入れるべきだと思います。 そこで、うきは市や宗像市での民間運営の学童保育の利用者の満足度はよいのか悪いのか、市ではどう把握されておりますでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 宗像市で、平成22年度から、民間事業者による指定管理を導入していることを知っております。宗像市におきましては、利用者アンケート調査が毎年度実施されておりまして、これは平成28年度の分でございますが、利用者満足度の項目におきまして、「満足」または「やや満足」と答えた方ですけども、合計で、まず南エリア8施設が90.3%、それから北エリア10施設が91.9%となっているということを聞い ております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) であるならば、民間委託による満足度が向上しておるということを市内の各学童保育にも周知徹底を図るべきだと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 朝倉市では、学童保育所の指定管理に当たりまして、これまで保護者会を指定管理者として委託してきております。これは、学童保育所の歴史的な経過を踏まえたもので、子どもたちにとってよりよい保育を求めた運営がなされていると考えているからでございまして、また市民との協働の1つの形だと考えております。 ですから、保護者会でやっていただいておりますので、まずは保護者会だと思っております。 ただし、経営の組織運営の経理に詳しくない保護者もあることから、今後、もし保護者 の負担とかになる場合は、まずは市が保護者会の相談に応じるとともに、指導を行う等で、負担軽減に努めたいと考えております。 しかし、それでも保護者会で学童保育所を運営することができない場合は、学童保育所の運営ノウハウを持つ民間事業者等を指定管理者とすることも検討する必要があるのではないかと思っておりますので、積極的に働きかけていくということは思っておりません。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 前向きな御答弁をいただき、ありがとうございました。 これで、一般質問を終わります。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員の質問は終わりました。

平成30年9月議会

○議長(中島秀樹君) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を続行いたします。 次に、1番渡辺毅議員の質問を許可します。1番渡辺毅議員。 (1番渡辺 毅君登壇)

○1番(渡辺 毅君) 皆さん、こんにちは。1番議員の渡辺毅です。傍聴席においでくださった市民の皆様、本日はまだまだ残暑の厳しい中おいでくださり、ありがとうござい ます。今回は市民の皆様からお預かりしたテーマを中心に質問させていただきます。 昨年、朝倉市を襲った九州北部豪雨から1年がたちました。復旧・復興作業も道半ばであり、市のかじ取りは非常に難しい状況にあると思います。災害前から朝倉市は人口が急激に減少する局面に入っていることを踏まえれば、復旧作業に取り組みつつも、長期的視点に立って有効な政策を打ってゆかなければなりません。続きの質問は、質問席からさせていただきます。 (1番渡辺 毅君降壇)

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 長期的視点に立って、有効な政策を打っていかなければならないということでございますが、政策を打ち出す組織、それは朝倉市で言えば、朝倉市役所です。朝倉市には優れた可能性を秘めた多くの職員がいることと信じております。その職員 一人一人の持てる力を十二分に発揮することが、朝倉市の明るい未来が開かれる一つの要素であると思われます。そのためには日ごろの業務に携わる職員の皆様が、市民目線に立った上で、こうしたらもっとよくなるという思いを実現させる仕組みが必要だと思います。 そこで、質問ですが、ボトムアップ式で職員の意見を吸い上げる仕組みは、今、市役所の中にありますか、お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 今の現状でございますけれども、さまざまな施策をつくり上げる、練り上げるということにつきましては、まず、これが考えられます。と言いますのは、新規事業調査というものを行っております。これは、当初予算編成前に行うものでございますけれども、前年度の夏場に次の当初予算に向けて調査を行いまして、職員とか担当課が発案しました新規事業を掲げてもらおうと、そういう取り組みの中で、個人から出るものもありましょう、役職から出るものもありましょう。そういう中で事業化の検討を 行い、市の施策として事業化できるものは事業化・予算化を行うということでございます。 一つの取り組みの例ではございますけれども、その中で職員のアイデア等が実現されるも のもあるということでございます。そういった取り組みをしておるということでございます。現在についてはそういった当初予算の、ずっと以前のときからそういうことを行ってい るということがございます。 

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) その新規事業調査ということでございましたが、これは、一般の 職員の皆様に広く周知されて、その末端の方々からも意見を上げられるような仕組みになっているのでありましょうか、お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) これは、募集すると、アイデアを募集するという性質のものではございません。新規事業については夏場の時期でございますけれども、大きなテーマ、 目標に向けて、市の取り組みを見ますと政策があって、施策があって、事務事業があって ということですが、事務事業の中の一つの施策を実現するための方法についてが事務事業ということになるのですけれども、事務事業の発案をするといった場面でございます。 ですから、一人一人が直接、例えば人事部署とか、総務部門のほうに提出するといった性格のものではございませんけれども、組織的にそういうふうな動きをするといったもの でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) ひとつ、こういうものを入れたらいいのではないかという御提案があるのでありますが、昨年ですが、昨年の災害後、市役所の中において、部署によって、 職員の仕事量がふえまして、心労によって休職に追い込まれるようなケースもありました。 私ごとにはなりますが、私自身もかつて長時間の労働によって疲れがたまり、夜中に寝ていても息苦しくなって目が覚めるようなことが何日か続いたようなことも体験してまいりました。そのときに、仕事も休まずにいられたのは、愚痴を言い合える仲間がいたことが 大きかったと感じております。 市のことに置きかえて考えてみますと、休職に追い込まれる市の職員の方は、愚痴を言い合える同僚が、もしかしたらそばにいなかったかもしれないなということを懸念しているところでございます。 そこで、一つの提案なのですが、市の職員の意見をこう、汲み取るような、目安箱のよ うなものを設置してはどうかと思っております。かつて職員の意見を吸い上げる職員提案制度というものがあったということをお聞きしました。これは、災害の前にやめたという ことを聞いたんですけれども、恐らく市の職員の側からすれば、言っても無駄だろうなと思ったら、じきに提案しなくなると思いますし、提案したものがどのような協議・過程を 経て行ってるのか見えなければ、また提案もしにくくなると思います。 そのような直球だけ受けとめる職員提案制度というものではなく、直球だけでなく、積極的意見だけでなく、最近、ちょっと業務が長時間になっとって疲れて、家に帰ると家族 にも負担をかけてしまうというような、そういう、市民じゃなくて市の職員のその悲鳴と言いますか、そういう、こう、何か困ってる状況を匿名で拾い上げる、そういう仕組みをつくられてはいかがかなと思うんでありますが、どうでしょうか。 

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) まず、愚痴を言い合える仲間がおるなり、そういう環境であるかにつきましては、私どもの考えといたしましては、職員が生き生きと働き組織の活性化をすることが大変重要だというふうに思っておりまして、その考え方といたしましては、 組織の目標がきちんと明確化されて職員に共有されているとか、職員が自発性を持って働 いて成長するとか、育成をさせる仕組みができているとかと同時に、先ほど申しました職場内コミュニケーションが活発にされているということが大事だと思っております。つま り、そういう言い合える環境というものは大事だと思っております。 その中で、匿名で拾い上げるような、アイデア等を拾い上げるのはどうかという御提案でございます。このことにつきましては、私どもといたしましては、例えば施策・アイデ アを実際の事業として取り組むためには、匿名で出したものを、それを取り扱うというのはなかなか難しゅうございます。一つの、例えば最初、係内で、課長でと、それから部で といった施策の予算化に向けてのプロセスがございますので、匿名ではなかなか難しいの かなと。 ただし、目安箱、その施策の目安箱ではございませんけれども、各支所にも置いており ますけれども、特に問題ある行動が、例えば職員とかにありはしないかといった匿名での投書箱というものはございます。それはアイデアを拾い上げるものではございません。そ ういったものはありますけれども、アイデアを拾い上げるための匿名は難しいのかなと思っております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) おっしゃるとおりだと思います。じっくり考えてみると、やはり匿名ではなく、その名前をしっかり記名した上でやらないといけないと思います。 そういう形、匿名ではなくしっかり記名した上で、より働きやすい環境造成のためにそのような目安箱、そして積極的な意見、市がこうなったらもっとよくなるというのを、市 民目線に立った上でこうだろうという意見があれば、どんどん職員に出していただく。職員の最先端のその方々が、実際に市民と接触する方々ですから、そこに問題点がございます。そこの意見を汲み取る仕組みを目安箱という形でつくっていただきたいと思います。 いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 目安箱というものにつきましても、その形がどうかということはいろいろ検討する必要があろうかと思いますけど、先ほど議員おっしゃいました職員 提案制度についておっしゃりました。現状は平成27年度までやったんだけど業務量の増加 とか、提案にちょっと消極的な面が出てきたということで、今現在では休止しておるという状況なんですけれども、それまでのあり方と言いますのが、みんなでその提案について審査をしたりとか、さまざまな、ちょっと労力がかかるといったところもありまして、いところもあるけれどもデメリット面、労力がかかるとか、時間とかがなかなか取れないといったことがあるということで休止してるということなんですけれども、職員の提案につきましては組織を活性化させ、市民サービスの向上に資すると考えております。これま での経験を踏まえて職員が積極的に提案できるような制度・環境につきまして、先ほど言 いました職員提案制度の見直しも含めまして研究をしていきたいというふうには考えます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 前向きな御答弁、ありがとうございます。 業務量がふえたことがやめる原因になったということをお聞きしましたが、以前、私が、 これも私ごとで、私のそばにあった目安箱がその対象なんですが、その末端からの意見を吸い上げて協議のテーブルに出す前に、これは出してふさわしいものかどうかというのをふるい分けるその作業が、本当はしてはいけなかったみたいなんですが、その組織では、 ある担当の方が連続して2度、3度と投書されるものを、もう故意に破り捨てておったということがございました。ところが、やはり風通しのよい組織づくりというものを考えれば、仕分けというものはあまり必要ではないのかと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 一つの提案を、今の発言の中には破り捨てるとかという内容のもの、それはもってのほかだと思います。やはりきちん、きちんと一つ一つの提案につ いて、なぜそれが上に行かないか、それが採用されないかということは、やはり上司と部下、その提案した本人とがきちんと話し合うということが大事だろうと思います。 そのためにも、今、私どもが取り組んでおります人事評価制度というのがありまして、 上司と部下につきましては年に何回かはきちんと面談をして風通しをよくする、自分の思 いを伝えるといったことが取り組んでいることでございますので、そういった面談なり、目標に向かって、一緒になって進もうといった目標管理のあり方とか、そういったものを含めまして、やはり上司、部下、それから同僚同士なり、きちんと風通しをよくするとい うことと、提案については、いつでも門戸を広げるというような上司の姿勢がよりよい職場環境につながると考えます。

○1番(渡辺 毅君) それでは、次の項目にまいります。 先ほども述べましたように、現在の朝倉市は人口が急激に減少する局面に入っておりま す。平成29年の9月末の人口は5万4,190人です。平成19年の9月末が5万9,957人ですから、10年間で5,767名、つまり9.6%、実に1割近くが朝倉市内で減少しております。その上、高齢化率も上昇しております。 市内の購買力、マーケットが縮小する流れがあります。この人口減少の大きな流れは朝 倉市に限ったことではなく、全国的な傾向でございます。 その一方で、逆の大きな流れがあります。それは、海外からの旅行者数の拡大です。近年、国内への海外からの旅行者数がふえており、平成28年は約2,400万人が国内を訪れております。そのうち九州へは372万人が訪れており、過去最高を5年連続で更新中です。 この海外からの旅行者拡大の流れに乗らない手はありません。 そこで、質問ですが、国内、あるいは海外から問わず、観光客獲得のために観光のパン フレットを設置、しかるべきところに設置するなどのことが考えられますが、市ではどのようなことを行っておるのでしょうか、お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 農林商工部長。

○農林商工部長(岩切範宏君) まず、パンフレットの配架状況についてでございますが、 外国からの玄関口であります福岡空港については、あいにく市町村単位の枠がございませんで、現在、県の観光局を通じまして配架できないか働きかけを行っているところでございます。 また、福岡港、港についても無料で自治体等のパンフを置く場所がないか、朝倉市のパンフは場所がなくて、朝倉市のパンフは置いていません。ただし、県内ではJR九州博多駅やアクロス福岡、西鉄福岡駅などの12カ所、県外に10カ所と観光客が立ち寄ると思われます主要な場所について配架している状況でございます。以上です。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) これも私ごとですが、先日、大分県の杵築市を旅行したときに、 杵築の観光パンフレットに目がとまりました。英語のパンフレットで音声ガイドに導くQ Rコードがついておりました。すかさずスマートフォンを使いましてQRコードから音声ガイドに入ってみると、英語だけでなく、日本語・韓国語・フランス語など8つの言語に 対応しておりました。そして、観光スポットが約30秒前後にまとめられまして、音声として流れてまいりました。ほぼワンタッチでインストールなしで音声ガイドに入れるシステ ムはすばらしいと思いましたが、朝倉市でもこういうものを導入されたらよいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 農林商工部長。

○農林商工部長(岩切範宏君) 音声ガイドアプリについてでございますけども、まず、 音声ガイドは朝倉市のホームページにより自動翻訳機能で音声ガイドをソート、同等と言 いますか、役割を果たしているものと判断しておるところでございます。 また、アプリにつきましては九州観光推進機構とNTTアドとか連携して作成したジャ パントラベルガイドの中に平成27年度から朝倉市のコンテンツを入れ込んでおります。 また、アプリを利用する環境の整備としまして、無料Wi-Fi環境の整備を平成28 年度、平成29年度に合計7カ所、主要キーポートを含めましてサンライズ、朝倉の生涯学 習センター、市役所の1階と原鶴の水辺公園、甘木公園の藤棚のところと秋月の駐車場 7カ所にはWi-Fiの設置を完了しております。 以上でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) それでは、別の観点で考えてみます。 民間の観光業界が出している情報ですが、九州にはアジアからの旅行者が特に多くなっており、本州と比べて広範囲に観光する傾向が強いようです。そして近々、朝倉市にも国 道322号の八丁峠のトンネルも開通し、筑豊地域との人の往来が活発になることが予想されます。限られた予算で朝倉市の観光客を呼び込むためには、周辺の観光地とお互いに連携して、例えば筑豊を訪れた観光客が朝倉に来れるように促す、あるいは、うきはに来た 観光客を朝倉市に呼ぶ、あるいは湯布院に向かう観光客、まず朝倉市に寄っていただくなどのその周辺の観光地、市町村との連携が限られた予算の中で有効かと思いますが、いか がでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 商工観光課長。

○商工観光課長(時津美穗君) 近隣市町村との連携につきましては、国道322号トンネ ルが開通したときには、嘉麻市のほうと連絡協議会を結びながら、今、開通に向けてイベントの準備を行っているところでございます。また、うきは市についても筑後川の流域の関係でございまして、うきはのほうとも関係は密にとっているところでございます。以上 です。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 前向きな御答弁、ありがとうございました。

○1番(渡辺 毅君) 空き家バンクについてであります。 最近、問題になっているのが空き家、そして耕作放棄地、さらに所有者不明の山林の問 題がございます。これらは見方を変えれば有効な資源でもあります。今回は空き家の有効活用、空き家バンクについてお尋ねします。 市が取り入れている空き家バンクという事業は、市への移住定住を促すための事業と理解しております。実際の移住者の方々への不動産上の手続は不動産会社が行うようですが、 市ではこの事業で移住定住促進のためにどういったことを行っているのでしょうか、お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 市が行っていることにつきましては、空き家バンクを活性化と言いますか、活発にするためには、多くの空き家の掘り起こしが必要になってまいります。一般の不動産業者と言いますのは、そういった掘り起こしといった作業はしなくて、 市場にあるものをという動きでございますので、一般とは違いまして、この空き家バンクの制度の中で掘り起こしを行政として行うといったことが市の取り組みの一つでございます。 その空き家の掘り起しにつきましては、行政ができる手法、例えば個人宛固定資産税納 税通知書を送ってるんですけど、そこに同封して空き家についての情報をつなぐとか、コミュニティだよりへの掲載とか、各コミュニティへチラシ配布、区会長理事会でも同様でございます、市のホームページでもこの空き家の掘り起しについて取り組んでおるということでございますので、単に一般の不動産業者が、例えば交渉とか手続とかをするということではございませんで、市のと言いますか、行政の取り組みにつきましては、そういった利活用できる空き家をきちんと制度の中にできるだけ盛り込むというような、てこ入れと言いますか、力入れをしているところでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) そしたら、お尋ねしますが、空き家バンクに登録されているその不動産は、所有者からの、登録してほしいという依頼が主だと思っておりましたが、実際のところはどうなんでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 所有者からのやっぱり登録がほとんどでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 先ほどおっしゃったケースに付随するような感じかもしれませんが、各コミュニティから空き家が3年、4年、5年、長期の空き家があるんだけれども、 このまま放置しとくとよくないから、区会長からコミュニティを通して市への依頼があって、市が調査して、その上で空き家バンクとして登録に至るというケースもあるということでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 空き家の掘り起しにつきましては、そういった、今おっしゃいました手順を追って空き家バンク制度の中に空き家として登録するということはございますけれども、あくまでも最終的にはその所有者が登録するというような形になります。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 本日、空き家バンク制度をわざわざ議会で取り上げましたのは、今の状況からさらに工夫を重ねて空き家を活用できないかと思ったからでございます。市内には多くの空き家がありまして、これが治安上も、景観上もよくないものとなっております。空き家を有効に活用するために、例えばですが技能実習生の受け入れといった関連 性のある事業と連携させて、何らかの特典を与えて住んでいただく方向に持っていけばよいと思いますが、どうでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 農林商工部長。

○農林商工部長(岩切範宏君) 外国人の技能実習制度でございますけども、発展途上国 の経済発展を担う人材育成を目的とした国際協力・国際貢献の制度でございます。よりまして、農業分野にもこの制度を活用した多くの外国人が来日され、研修を受けております。 ただ、これはあくまでも研修目的でありまして、期間として3年と短く、議員の御指摘、 空き家バンクの制度への活用は今のところは困難と考えております。以上です。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) これから先は通告外の領域に入ってしまいますので、次回以降に 改めて質問させていただきます。

○1番(渡辺 毅君)うちわについてでありますけれども、単刀直入に申し上げます。ある方から、以前、市でつくったうちわをまたつくってほしいという要 請がありました。そのうちわは通常のものよりもやや大きめで、切手を貼ればそのまま送れるものです。表は水彩画で小石原川の風景が、毎年、図柄は変わったようですけれども、 水彩画で風景画が描かれておりまして、空の部分に「あまぎ水の詩」という詩が書かれております。 その方は、このうちわを友人に送ったり差し上げたりしたところ、大変好評だったそうです。このうちわを導入した経緯をお尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) この経緯につきましては、合併前、甘木市のときでございました。甘木市水の憲章が平成6年7月18日に制定されたということでございまして、それを受けまして、これを広く浸透させるということを目的に、浸透させるツールとして考え出されたものでございます。平成6年から平成17年まで販売されていたということですが、 合併を機に役目を終えたものとして終了をしておるところでございます。以上です。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) そのときの単年度ごとのその制作費、制作枚数、販売価格、ある1年でいいんですけど、ざっくりとしたものがどれぐらいの数字でしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 記録が十分なものがございませんでしたんですが、制作費についてはきちんとした把握をしておりません。ただ、1枚当たり400円で販売されていた ということでございます。製造枚数は約1,000枚、毎年1,000枚でございました。 先ほど言いましたように、平成6年から平成17年までということでございましたので、 12年間、販売をしていたということでございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) このうちわを朝倉市に親しみを持っていただき、災害から復興していく市の頑張りをアピールするアイテムとしての導入を検討していただきたいと思いま す。市の考えをお尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 復興するにつれ、それから復興した際とか、さまざまな形でやはりアピールをしていくべきだと思っております。そのアピールをするための情報を発信するための手段につきましては、このようなツールを活用するとか、印刷物とか、イン ターネットとか、さまざまな形があるということでございますが、そのアピールにつきましては、このうちわだけにとどまらず、さまざまな情報発信の効果的な手法を検討してまいりたいと。その手法の中のうちわということもありましょうから、それについても決してその中から排除するというものではございません。さまざまな方法を考えていきたいということを、この場ではちょっとお答えすることしかできないという状況でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) ちょっと要望というものに、こうなるんですが、このうちわを導入するとさまざまな障害があるということ、導入するに当たり障害が生じるということ、 以前お聞きしたことがあります。著作権の問題など、あるいは絵を描いてくださった方へ の謝礼の問題など、1枚つくるとすると1,000円ぐらいになってしまうということをお聞きしたことがございます。 そこで、一つの可能性なんですが、以前というか昨年、自主文化事業での出来事なんで すが、昨年の、朝倉市が、自主文化事業というのは朝倉市が行っている自主文化事業です、 朝倉市が被災した後、市の財政が逼迫しているため事業を縮小できるものは縮小してほしいとの要請がありました。被災する前、平成29年度の事業に上げられていたアーティストから、被災したため出演を辞退したいという申し出も実際にございました。 その自主文化事業の委員会では、被災したから事業を削減できるものは削減すべきだとする意見と、被災したからこそ市民に元気を取り戻せるようにやるべきだという、両方の 意見がありました。そこで、議論の対象となった一つの講演会がありまして、その講演会をやめる判断をする前に、その講演者ならば事情を説明すれば半額ぐらいでもやっていいよと言ってくれるかもしれないという淡い期待を込めて、当時のその文化課の担当の方から打診していただ きました。その担当の方が上手にこちらの状況を伝えていただいたことによりまして、出演者の側から、そういうことなら無料で講演を引き受けますと言ってくださった上に、私 一人ではつまらないだろうから、あるアーティストを連れていきましょうかということまで言ってくださいまして、その講演者とアーティストとの、シンガーソングライターとのコラボでのイベントが大ホールで、平日の昼間であるにもかかわらずいっぱいになるほどの大盛況な結果となりました。これは、ちょっと被災したということにちょっと甘えたというか、そのことを非常にこの向こうの側が汲み取ってくださってのことでございました。 結論を申し上げると、だめだと思っていてやめていたら、それで終わりでございました。 わずかな可能性を探って行動したことによって、その講演者だけでなくシンガーソングラ イターの方も来てくださることになり、多くの市民の皆さんに喜んでいただくことができました。 そのようなこともありまして、このうちわの中に一つの仕掛けを込めて、仕掛けを仕込んで発行できないかということを思っております。それは、そのうちわというものが、ちょっとコピーを1ついただいたんですが、通常のうちわよりも若干大きな、こういう感じのうちわなんですけれども、非常にこう水彩画で趣き深い感じでありますから、ここにQ Rコードを入れるにしてもさりげない形でQRコード等を入れまして、そこのQRコードの先には、昨年の被災したことによる追悼式が7月5日にございましたが、その7月5日 の追悼式のときに「わたしのふるさと~あさくら」という合唱が朝倉高校の合唱部によって披露されました。そのメロディーにつながるような仕組みを、仕掛けをつくって1,000 枚発行すれば、朝倉市にゆかりのある方々に届いたならば、もしかしたらそのゆかりのある方々、例えば朝倉市を離れて都会の窮屈さを感じながら暮らしていた若者が再び朝倉に帰ってくるきっかけになるかもしれません。また、定年を間近に迎える御夫婦、その大阪や東京などに住んでる御夫婦のもとにこのうちわが届けば、やっぱり余生は朝倉で過ごそうかと思うきっかけになるかもしれません。 未来への種まきになると思っております。もしかしたら芽を出して、ささやかながらも実 りをもたらすかもしれません。あるいは何も起こらないかもしれません。何もしなければ、 間違いなく何も起こりません。可能性がある限り行動を起こすべきだと思いますが、いか がでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 総務部長。

○総務部長(鶴田 浩君) 私ども行政とすれば、何かをするときには予算は必要になって、それの費用対効果とかということをいつもこう、考えながらするという側面がございます。 そういった側面だけではなくて、議員がおっしゃるのは、チャレンジしてはどうかと、 提案だと思います。うちわのあり方についても前おっしゃったQRコードを使うなど、いろいろな方法があるということでございます。そういった面も含めまして、今後の復興の、 朝倉市の元気強さを出すという方法につきましては、先ほどのいろんな手法について検討してまいるということしか、ちょっとできません。うちわが本当にいいかどうかちゅうこ とについてもその検討のうちの一つにはなろうかと思います。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) ひとつ申し忘れましたけれども、その復興支援をうたうからには、ペイするためというか、1,000枚つくって400円で大体損益分岐点があると思っております。 それを500円、復興支援のためのアイテムとして500円で販売いたしまして、売り上げの一 部は復興支援の事業に回しますということで事業を行ってはどうかということを、最後に 一言つけ加えておきます。

○1番(渡辺 毅君)市営住宅の入居・運営についてでございます。 高齢者の社会的孤立が近年、社会問題となっております。以下、内閣府が出している資料から読み上げます。 1、高齢者の社会的孤立がもたらす問題点。 1つ、生きがいの低下。誰とも会話をしない、近所づきあいをしない、困ったときに頼る人がいないといった社会から孤立した状況が長く続くと、生きがいを喪失したり、生活 に不安を感じることにもつながる。意識調査の結果から、生きがいの有無を見ると、全体 では生きがいを感じていない人の割合は12.9%であるが、性世帯構成別に見るとひとり暮らしの男性で34.9%と高くなっている。 また、会話の頻度別に見ると、生きがいを感じていない人の割合は毎日会話をしている人では11.7%であるが、会話が2日から3日に1回以下の人では26.8%である。近所づきあいの程度別に見ると、つき合いはほとんどない人で39.0%の人が生きがいを感じていな いと回答している。困ったときに頼れる人の有無別では、困ったときに頼れる人がいない人のうち、過半数となる55.4%の人が生きがいを感じていないと回答しているということ でした。 そして、2つ目の項に、高齢者の消費者被害、3つ目の項に、高齢者による犯罪という 項目がございまして、そこをちょっと読んでまいります。 高齢者による犯罪。犯罪を繰り返す高齢者に孤立化の傾向も認められる。本章第2章 2節6、高齢者の生活環境の図1の2の6の、図1の2の6の13にあるように、前科・ 前歴や受刑歴などがある人ほど初犯者に比べ単身者が占める割合が高く、また親族や親族 以外の人との接触機会が少ないことがわかる。つまり、孤立化を防ぐことは安全安心な社 会を築く上でも重要であると考えるということ、これは内閣府の出している資料です。 4つ目は孤立死という項目にまいりますけれども、この章の結びに、こういうふうに結 ばれております。 このように、さまざまな問題を引き起こす社会的孤立であるが、各地域では高齢者の社 会的孤立を防ぐためのさまざまな取り組みが始まっている。 以上、書いてあったのが、内閣府の資料に基づく高齢者の社会的孤立に関する問題点で す。若干古い資料ですが、高齢者の社会的孤立を防ぐためのさまざまな取り組みが始まっているというふうに結ばれております。人は生まれてから死ぬまで、時とともに家族の構成も変化してまいります。これまではお子さんと同居されていた方も、お子さんが独立したり、さまざまな御事情により単身で生活せざるを得なくなったり、借家で生活されていた方がお子さんの独立により、これまでの家賃を支払うのが困難になる場合もございます。こういった方、特に高齢の方が市内にある市営住宅に入りたいと市の窓口に来られたときは、どのように対応されるでしょうか、お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 都市建設部長。

○都市建設部長(井上 浩君) 今、議員御質問の趣旨とは少しずれる回答になるかもしれませんが、市営住宅については住宅に困窮している方に対し、生活の安定と福祉の増進 を図るため、国の補助を受けて整備しているものでございます。この施設管理は公営住宅法や市営住宅条例に基づき公的財産として管理しておりますので、入居募集があった際に は公募により公開抽選によりあっせんをするという形の通常、公営住宅についてはそのような入居手続きを行っているということでございます。 議員がおっしゃった社会的孤立を防ぐというような視点での市営住宅の入居というのは 特段、公営住宅の入居の際には取り組めていない状況でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) それでは、高齢の単身者である方が長く住んでいた地域から離れたくないために、同じコミュニティにある特定の市営住宅への入居を望まれる場合というのは、どのように対処されるんでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 都市建設部長。

○都市建設部長(井上 浩君) 公募による公開抽選ではあっても、抽選順位に応じまして希望の市営住宅を選んで入居することはできる状況でございます。希望のコミュニティ に近い市営住宅を選択することは可能でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 抽選によって、その希望をするところに優先的に上位から入れるということだと思いますが、これはもう仮定の話になってきますけれども、その方が高齢 で、ある特定の同じコミュニティのところにある市営住宅に入りたいという、その方が 2回、3回と抽選するけれども、外れ続けた場合はどうするのだろうかという懸念があります。例えば、その方が自分の番が来たときに、入りたい市営住宅が先に決まってしまって入ることができない。仕方なく別の地域の市営住宅に入居をしたならば、近所には友人もいない。そして自動車の免許は返上して返しているから、もと住んでいた地域の友人の ところには簡単に遊びに行けない。そして、直行で行けるバスも通っていない。 そうしたことによって、前段でお話したような新しい地域で自宅にこもりがちになって、 先ほど述べました社会的に孤立した高齢者になっていってしまうのではないかという懸念がございます。行政の力で未然に防げるものは防ぐべきだと思います。 改めて質問いたします。高齢の単身者の方が、今まで長く住んでいた地域と同じコミュ ニティにある特定の市営住宅への入居を望んでいて、抽選で外れ続けた場合の救済措置はありますか。

○議長(中島秀樹君) 都市計画課長。

○都市計画課長(日野浩幸君) 議員お尋ねの件でございますけれども、公営住宅は、各地域のコミュニティそういったところを含めて、長寿命化計画ということで各地域に安定 した供給計画は持っております。 しかしながら、全てのコミュニティに公営住宅があるわけではございません。したがいまして、なるべく近くの公営住宅に入っていただくという選択を、住宅相談の際にはお話 をさせていただいております。以上でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 今の御答弁にありました全てのコミュニティに公営住宅があるわけではないということでしたが、朝倉市内ではどこのコミュニティに公営住宅がないのでしょうか。お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 都市計画課長。

○都市計画課長(日野浩幸君) 今申しましたのは、それぞれのコミュニティという私が 申しましたのは、小さいコミュニティにいわゆる御自分がお住まいになっている集落、お 友達とかお知り合いがいらっしゃるような狭い範囲のコミュニティ単位にあるわけではございませんので、そのお住いのコミュニティのなるべく近くに入っていただく。 ただ、これはどうしても公平・公正に全ての方がそういう考えでお望みになりますので、 公開抽選という形をとらせていただいておりますし、その優先順位に従ってなるべくということで選んでいただいております。必ず、ここに入りたいということで申し込みをしていただいているわけではございませんで、先に選ぶ権利を抽選によって取得するというものでございますので、空きが出たところから選んでいただくということになります。以上でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 先ほど私が申し上げたコミュニティというのは、一つの例えば新河町とか、そういう馬田の下浦とかそこまで刻んだ区ではなくて、小学校区、小学校区の 中には存在すると思うのですが、だから20年、30年長く住んできたその小学校区から離れたくないという高齢の方がいらっしゃれば、その同じ小学校区に空きがあったならば優先的に入れることもできないのかということを考えておるんですが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 都市計画課長。

○都市計画課長(日野浩幸君) 入居者に関しては、全ての方に対してという優先の考え方についてのお尋ねだということでお答えをいたしますけれども。 今、現在で申し上げますと、例えばひとり親世帯とかそういった方々とか、そういう事情によっての対応ということにはなりますけれども、その場合であっても公開抽選には変わりませんけれども、抽選をする回数とかで憂慮するような、まあ、細かい話になってきますのでちょっとここで全てを申し上げることはできませんが、それなりの事情に応じた対応の仕方は行っていっているつもりではございますけれども、あくまでも広く市民に公平・公正にというところをお示ししながら、公開抽選という形をとらせていただいております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 公平性という点で非常に心配をなさっているようですが、先ほど の内閣府、これ民間が出したものではなく内閣府からの資料にありましたように、「高齢者の孤立化を防ぐことが安心・安全な社会を築く上で重要」ということでございますので、 これは、その孤立化をする高齢者を出さないことが公共の利益、公平性というか、そこに直結するものと考えますがいかがでしょうか。 

○議長(中島秀樹君) 都市計画課長。

○都市計画課長(日野浩幸君) 高齢化の見守りに関しましては、今回、そもそも市営住 宅自体が住宅に困っていらっしゃるという方を対象にするということで、そういった福祉 的な考え方に基づいた高齢者の対応だとか、生活のサポートだとか、そういったことにつきましては、市営住宅側としましては福祉部門と連携しながら高齢者の見守りとかそういったことについては必要なことだと考えております。 それから、高齢者という点に関しましては、今現在で言いますと、通常、単身ひとり暮らしというものについては、公営住宅の入居は認めていないわけございますけれども、60歳以上の高齢者に関しましては単身でも入居をするというような取扱いで、高齢者への配慮という点では、今取り扱いを行っているところでございます。以上でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) さまざまな形で高齢者の福祉面、ネットワークを構築しているというのは6月の議会でもお聞きしまして理解しております。 今回お尋ねしている件は、別のところに引っ越してしまうと、これまでの人間関係が切れてしまうので、そこからが大きな孤立化のきっかけになろうかということであります。 経済的に困窮して、これまでお子さん方と同居していたことによって賃貸住宅の家賃が払えていたものが、結婚などとともに払えなくなっていってしまうという案件もあるかと思 います。 そこで、同じコミュニティ内に住んでいる、引っ越してしまえば、もうそこから先ほど も申し上げましたように、足がもといたところに頻繁に通える環境にすんなりとございませんので、引っ越す前の段階でそのようなネットワークの中に入れておくのが、行政ができることではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 都市計画課長。

○都市計画課長(日野浩幸君) 公営住宅でございまして、今、意見としては伺っておるわけでございますけれども、法律のことでございますが、公募によるということが定めら れております。 ただ、例えば火災で住宅をなくされたとか、今回で言えば災害とか、そういった本人の 意図しない特別な理由によって、住宅を住まいというものがなくされた方、そういった方については一時避難とそういった形で受け入れをさせていただいております。それ以外のものについては、法律に基づいて公募という形をとらせていただいているというのが、今、 現在精いっぱいできているところでございます。以上でございます。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) そうしたらシンプルにお聞きしますが、その対象の高齢者の方が 公募による抽選で2回、3回外れ続けた場合の対処はどのように考えるのでしょうか。

○議長(中島秀樹君) 都市計画課長。 

○都市計画課長(日野浩幸君) 住宅相談ということの、いわゆる生活相談という分野に つきましては、それぞれ私ども住宅相談を受けながら、個別に対応していきたいと思いま すので、いろんな福祉面を含めてそういったことについて相談を受けながら対応を行っていきたいと考えております。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) はい、わかりました。それでは残り時間が1分となりましたので、 今回、予定しておりました学童保育につきましては、時間切れということでできなくなってしまって申しわけありません。以上で、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

○議長(中島秀樹君) 1番渡辺毅議員の質問は終わりました。

平成30年6月議会

○議長(中島秀樹君) 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。

次に、1番渡辺毅議員の質問を許可します。1番渡辺毅議員。 (1番渡辺 毅君登壇)

 ○1番(渡辺 毅君) 皆様、こんにちは。1番議員の渡辺毅でございます。4月15日に行われました補欠選挙を経まして、市議会議員となりました。その補欠選挙は、紛れもなく3月8日に当時の今福勝義議員が亡くなられたことによって行われたものでございます。 今福勝義元議員の冥福を謹んでお祈りするとともに、今福元議員の分までしっかり頑張ら なければならないという思いを強くしております。傍聴席にお越しの市民の皆様、先輩議 員の皆様、執行部の皆様、よろしくお願いします。 そして、間もなく昨年この朝倉市を襲った九州北部豪雨から1年がたとうとしております。40名の方が亡くなられ、今もなお2名の方が行方不明となっております。犠牲者の方々の冥福をお祈りするとともに、被災者、関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。 それでは、市政に関する質問は質問席からさせていただきます。 (1番渡辺 毅君降壇)

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 初めに、市民の安否確認についてお尋ねいたします。 昨年は、記録的な豪雨が市内を襲いまして、甚大な被害をもたらしました。日ごろから、 緊急時の備えと平常時の備えを整えておくことが大切であると感じています。 特に気を配らなければならないのが、体力の衰えたお年寄りに対して、特に近所に助けていただける方がおられないという場合でございます。いろんな形でネットワークを構築 する必要があると思います。そこで質問です。朝倉市には、4月30日現在、住民票上5万3,000人余りの人口がございまして、世帯数は2万1,000世帯を超えております。高齢者のみの世帯数とその人数は、 現在どれぐらいいらっしゃるのでしょうか。お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

 ○保健福祉部長(田中美由紀君) 高齢者の単身世帯が、本年4月1日現在で3,576世帯となっております。高齢者のみの世帯が2,420世帯、合わせまして5,996世帯となっておりまして、全体の約28.3%となっておる状況でございます。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

 ○1番(渡辺 毅君) ありがとうございます。今お聞きしました数字、朝倉市内の全世 帯のうちの約28%が住民票上高齢者のみということでございます。 その高齢者の安否確認は、ふだんどういう手段、方法でやっているのでしょうか。お尋ねいたします。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 高齢者の安否確認の手段につきましては、あらゆる方面から見守り支援体制を整えて実施しております。 まずは65歳以上の単身または高齢者のみの世帯で食の確保が困難な高齢者に対しまして、 食事の提供と同時に見守り支援を行います配食サービス事業を実施いたしておりまして、 弁当の配達時に、声かけ、手渡しをして安否確認を行っております。 また、65歳以上の高齢者の単身または高齢者のみの世帯で、命にかかわる病気をわずらってある方、または90歳以上のみの世帯で構成される世帯につきまして、見守りの必要性 が高い方に対しまして、緊急通報システムの貸与事業を実施いたしております。 緊急通報システムは、機器が歩数計とかGPS機能がつきました携帯電話で、充電器に 人感センサーがついておりまして、動きによりまして毎日安否確認を行っております。また、24時間見守り体制を整えましたコールセンターにつながりまして、専門スタッフによります相談受付を行うと同時に、緊急時には消防署、協力員、緊急連絡先への連絡を 行い対応いたします。また、地域包括支援センターで実態把握事業を行っております。在宅高齢者の自宅を訪 問することで、高齢者の生活状況を把握することができ、必要に応じた相談対応が可能となっております。 そのほかに、ひとり暮らしの高齢者見守り支援事業といたしまして、日ごろから地域を 巡回してあります事業者と協定を結びまして、高齢者等の異変に気づいた場合、ささいなことでも市に連絡していただく体制を整えております。 このほかにも民生委員とか老人クラブ会員によります見守り活動を行っている状況でご ざいます。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 今御説明をお聞きしまして、幾重にも高齢者に対してのネットワークが構築されておることが確認できまして、非常に心強く思いました。 今回お尋ねしたいものは、特に緊急時に力を発揮するであろう緊急通報システム貸与事業についてなどでございますけれども、私のお知り合いの方からこういう声がありました。 昨年の豪雨で被災した方の親族からの声なんですが、お話を伺ったのは40代の私の友人で、 母方の祖母が被災されたという方でございます。7月5日の被災の当日ですけれども、夕方に祖母に連絡がとれなくなって非常に心配になって現場に駆けつけたところ無事であっ た。そして、無事の連絡を御親族の方にそこから御連絡したということで、一件落着したんですけれども。 そのときに友人が言っておったのが、見守り携帯みたいなものを持たせておけばよかったなということでございました。 そこで質問ですけれども、緊急通報システム貸与事業についてです。先ほど非常に詳しくご説明していただきましたけれども、申し込むにはどのようにしたらいいのかということと、それから65歳以上の命にかかわらない方の場合はサービスはどのようになるのかということを、お尋ねいたします。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 緊急通報システム貸与事業を希望されます方は、市のほうに申し込みをしていただきますが、実態把握に地域包括支援センターが調査に参りま す。そこで、病気の状況とか日ごろの身体的な状況などを確認いたしまして、もし必要があれば貸与に結びつくわけでございますけれども。市が行いますのは無料でございますが、 もし条件に合わない場合は、市が提携しております事業者と有料で申し込むこともできま すし、その他の携帯電話会社等にも相談されれば、そういう機能を持ったものが借りられ るというふうには思っております。そういうサービスを御案内したりしているところでございます。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) こちらでお調べしましたところ、この事業につきましては、GP S機能とか人感センサーとかがついておりまして、そのセンサーの前を通らないと連絡が 業者に行くようになって、1日24時間通らなければ、その業者のコールセンターから連絡 が入るというような仕組みでございます。 auとかドコモなどの一般の携帯電話会社は、この事業はやっておられないということ でございました。 今、市が無料で貸し出しできているサービスがあるということでしたけれども、無料の サービスができる業者の選定は、どのようにして決定したのでしょうか。お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 業者選定に当たりましては、市である程度仕様書をつくりまして、例えば充電器に人感センサーがついたり、歩数計で動きが見れるような携帯 電話がいいとか、24時間見守り体制が必要ですので、そういうコールセンターにつながる ような業者とか、緊急時にはひもを引っ張りますとすぐに消防署に連絡が入りますので、 そういう機能を持っているような条件をいろいろ出しまして、事業者に申し込んでいただいて、入札という形で実施をしたところでございます。 ほかにもそういう機能を持った業者は幾つかございました。一番安いところと提携したような状況でございます。 ただ、普通の携帯電話会社のドコモとかauとかいろいろあると思いますが、そういうところではもしからしたらそういうサービスはないかもしれませんが、そういう機能を持 った業者は幾つかあると思います。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) ありがとうございます。この問題を質問で取り上げようと思いましたのは、市民への周知徹底が不十分ではないのだろうかと感じたからでございます。このシステムがあるということを、複数の市の職員の方と民生委員の方が御存じありませんでした。 昨年はあのような災害が起こりましたが、この機器を取りつけていた方々には業者のオ ペレーターの方が一件一件、通信機器がしっかりつながるかどうかの確認を兼ねて、契約者の方に対して安否確認の電話をしております。 災害時、特に水が飲めないような環境に置かれたときには、3日72時間以内の救出が生死の境目にもなると言われております。 また、災害時には市役所の機能もパンク状態になってしまいまして、市の職員の数には 限りがございます。民間の協力を得られるところはどんどん連携していくべきだと思っております。 そこでお尋ねしますが、この機器を今朝倉市で活用している契約者の数はどのぐらいいらっしゃるのでしょうか。お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) この利用者でございますが、平成29年度末におきまして208名の利用があります。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 208名というと、全世帯が2万世帯で、約1%ぐらいになると思います。ということは、割と浸透しているかもしれないなと思うんですけれども、たまたまかもしれませんけれども、お話を聞いた民生委員の方が御存じありませんでした。民生委員の方というと、地域の中に入って高齢者のネットワークの最先端で活動される方と思っておりますが、民生委員の方に対しての周知徹底というのは行っているのでしょうか。 お尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 民生委員の方の周知ということでございますが、民生 委員に新たになられた場合に、民生委員の方に全てのいろんな業務の説明会を開いておりまして、介護サービス課では高齢者向けの他のサービスがございますので、あわせまして説明会を開いているところなので、実際は御存じだというふうに私としては感じていると ころでございます。その周知が足りなかったということであれば、何らかの方法でもう一度説明をし直した りが必要だとは思っております。民生委員には大体説明しているところでございます。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 前向きな答弁ありがとうございます。私自身も市報とかをくまなく読むようにしておるんですけれども、必ず100%頭に入るかというと、友人から市報に 載っておったぞと時々怒られることがあるんです。やはり100%目を通していても頭に残らないという、そういう事態もございまして、先日民生委員さんに配っている用紙というものをいただきましたけれども、それを民生委員さんにお渡しするのとプラスして、末端まで伝わるようにパンフレットをお渡しするなどの形で進めていただければと思っております。 先ほども申し上げましたけれども、この事業につきましては、災害時に限られた人員で組織される災害対策本部の機能を、民間の力で補助できるものと認識しております。前向きな答弁ありがとうございました。

○1番(渡辺 毅君)市民が安全・安心に暮らすための夜間の救急医療についてでございますが、このテーマ は本来甘木・朝倉広域市町村圏事務組合で取り上げるべきテーマのようですが、林新市長のお考えを聞かせていただく意味で、恐縮ですが質問させていただきます。先日なんですけれども、ある医師から聞いたのが、夜間の救急の患者の受け入れが限られた人数で行っているため、高血圧、糖尿病など特定の疾患をお持ちの患者さんが搬送されてくる場合は、特別な機器を取りつけたりして非常に医療現場が忙しくなるということでございました。 消防署にも確認しましたところ、甘木・朝倉管内で昨年受けた119番通報が、日中、夜 間合わせて1年間で3,995件でございまして、搬送先が朝倉医師会病院が1,260件、健生病院が567件、甘木中央病院が525件、その他の香月病院とかもろもろの医療機関が67件で、 合計2,419件、全体3,995件のうちの2,419件ということで、管内に搬送される割合が 60.6%であったようでございます。 管外には残りの39.4%が搬送されておるということですが、昼間は今述べましたような 医師会病院、健生病院、中央病院など搬送先がございますけれども、夜間は朝倉医師会病院のみということでありまして、担当の医師が、外科が1名、内科が1名が常駐しておら れるようなんですけれども、小児科につきましては、23時までは外来は受けるけれども救急搬送は受けないということでございました。 消防署のヒアリングでは、基本的に近くの医師会病院から連絡をして、受け入れてもらえないときは市外の病院に送られるということでございました。 逆に市外からも患者さんを受け入れることもございます。持ちつ持たれつの関係で、夜間の緊急医療が成り立っているということでございました。 冒頭に述べましたように、夜間の当直の勤務に当たった場合、状況によっては非常に忙 しくなります。そして、当直が終わった後にそのまま勤務という状況もあるようでござい まして、最近は医師不足、特に勤務医の過労死とかいう問題も出ております。 それで、夜間の急患の受け入れ体制を強化する必要があるのではないかと個人的には思っておりますが、先日の4月14日の議会の開会のときに、市長が述べられました朝倉市の市政運営への基本的な考えの4本の柱をおっしゃいました。 その4本目の柱、「ふるさと朝倉」につきまして、全ての世代が心豊かに暮らせるまちづくりを目指してまいりますということでございますけれども、それに絡めて、この件に つきましてどのようにお考えかということをお尋ねいたします。

○議長(中島秀樹君) 保健福祉部長。

○保健福祉部長(田中美由紀君) 市長に答えていただきます前に、私から御説明申し上 げます。 救急医療体制でございますけれども、朝倉医師会病院を含みます市内の4医療機関に輪 番制で急患患者を受け付けていただいているところでございます。 救急要請から医療機関に搬送するまでに要する時間が短いことが重要でございますので、 隣接する市の病院近くに居住する救急患者や高度な医療が必要な重篤患者は、市外の専門 医療機関へ搬送される場合があると思っております。 先ほど議員おっしゃいましたように、持ちつ持たれつというところもございまして、甘 木・朝倉医療圏内の地域拠点病院であります朝倉病院内におきましても、広域市町村以外の近隣に居住する患者を受け入れている状況がありますし、また、反対に甘木・朝倉広域圏内の住民が隣接する市や町の医療機関で受け入れられている状況がございます。 ただ、医師会病院の医療体制につきましては、病院で考えられているところがございますので、市で申し上げられることはできませんけれども、救急医療体制につきましては、その維持ができるように市も助成を行ったりしている状況でございます。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) どうもありがとうございました。

○1番(渡辺 毅君)朝倉市だけではなく、全国的な動向なのですが、人口減少の局面に入っております。 人口が減少するということは、物を買う人が減るということでございまして、物を買う人が減れば売り上げが下がる、売り上げが下がればもうけが少なくなって納税額が下がって、つまり市の税収が減っていくということにつながっていくことであります。 この局面を打開するには、現役世代をこの朝倉市にとどめること。そして、関西、関東、福岡方面に流出することを防ぐ必要があります。 そして、流出することを防ぐだけでなく、外部からも人を呼び込める魅力ある朝倉市となることが求められると思います。 余談でございますけれども、私が政治の道を志したのも、朝倉市が消滅可能性都市の一つと言われるようになり、日本を元気にするために、この朝倉市を元気にしたいという思いからでございます。 話がそれてしまいましたが、現役世代をふやすためには2つの条件があると思います。 一つ目は、働き口を準備すること。来たくても生活できなければ、とても来ることはで きません。そして、2つ目の条件は、生活しやすい環境、特に子育てしやすい環境が整っていることだと思います。きょうは、この2つ目の子育てしやすい環境について、掘り下げて考え てみます。 先日、ブリヂストンの甘木工場で蛍を見る会が開催されまして、ブリヂストンの職員の 方と話す機会がございました。印象的だったのは、その方が朝倉市内の中学生は知らない 私にも元気に挨拶してくれる、とても気持ちがいいということを言っていたのが印象的で ございました。 これは、南陵中の生徒を褒めているだけではなくて、続きがありまして、その方のお住 まいが朝倉市内の市街地にお住まいなんですけれども、そちらの中学生もしっかり挨拶ができる。そして、不良と言われるような子はほとんど見かけないということでございまし た。これは、実にすばらしいことだと思います。 朝倉市にずっといればなかなか気づきにくいですが、子育てしやすい環境を求めまして、熊本などの県外から移住してくるケースもございます。 朝倉市を子育てしやすい、すばらしいまちとして情報発信をし、移住者をどんどん受け入れる環境を整えるべきだと思います。その環境整備の一つが、妊娠、出産に対応した産 婦人科の充実でございます。これも本来、甘木・朝倉広域市町村圏事務組合議会にかかわ るテーマのようでございますが、林市長のお考えを聞くために、大変恐縮ですが質問させていただきます。 林市長が市長になる前の市長選挙が4月15日で、補欠選挙も同日でございましたけれども、その選挙前、いろんなところで私も市長のお話を聞きにいきましたけれども、そのときに産婦人科の充実につきましておっしゃっていたような気がいたしました。それで市長 のお考えをお尋ねします。

○議長(中島秀樹君) 市長。

○市長(林 裕二君) 議員おっしゃいましたように、朝倉市におきましては、ブリヂストンで行われた蛍祭りの話をしていただきまして、朝倉市は地域で子どもを育てる、そし てまた学校教育が充実していて、いわゆる学校とPTAと地域が一体となって子どもを育ててきているという状況が、先ほどおっしゃったようなことであろうというふうに思いまして、私も大変力強く思ったところでございます。 そこで、お尋ねの朝倉市のまちづくりにつきましては、安心して子どもを産み育てる環 境が必要であると私も考えておりまして、そうしたときに、朝倉市内に現在産婦人科医院 は1医院ということです。理想にもなろうかと思いますけれども、議員が言われますように、できれば複数の産科もしくは産婦人科医院があるのが理想と考えておりますので、私といたしましては、一つには甘木・朝倉の医師会病院に産科もしくは産婦人科をつくっていただくようなことができはしないかということも含めて、医師会病院に御相談をしていきたいと思います。 議員おっしゃいましたように、広域圏は朝倉市、筑前町、東峰村、それぞれで構成されております。そこから医師会病院にいろんな形で夜間診療とか救急診療とか、あわせてお願いするという形でお金を払っております。それが非常にふえているという現実もございます。 こういったこと等もございますので、広域圏とも話をして、筑前町長、東峰村長の理解 も要ろうかと思いますので、医師会病院に働きかけをやっていきたいと思います。

○議長(中島秀樹君) 渡辺毅議員。

○1番(渡辺 毅君) 前向きな御答弁ありがとうございました。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。

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